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ひとり遊び

単独行動のススメ

誰かと予定を入れると、調子を崩して、ドタキャンをせざるを得なくなってしまう。
キャンセルの連絡を打つ指が重いしつらくて、だんだん友人たちとも疎遠になってしまった。

そういう経験ありませんか?

何度もそういうことを繰り返してきた結果、単独行動が増えてきたという方も多いのではないかと思います。

人と会うのがしんどい。
予定を守れる自信がない。

だから、誰かの誘いを断ってしまう。
でも、このまま部屋にいるのも苦しい。
他にも、単独行動しすぎでやることがなくなってきた。

メンタルの調子を崩してから、そういう状態にになってしまった人に、「ひとりでできること」の選択肢を少しでも自分なりに紹介したい。

この記事は、そのために書いています。

そもそも、部屋から出なくていいというススメ

まず、外に出る話の前に、出ない話をします。

「単独行動」と言うと、どうしても外出がセットで語られがちですが、本当に調子が悪い日は、部屋から一歩も出られません。わたしもそうです。

だから最初は、部屋の中で完結するものをお勧めしたい。

単独行動はまさに宇宙。
独りでできることは無限大です。

たとえば、湯を沸かしてお茶を淹れる。

これだけでもいい。

ばかにしているわけじゃなくて、本気で言っています。

ずっと布団にいた日に、一回だけ立ち上がって湯を沸かす。
マグカップを選ぶ。
座って飲む。
それだけで、何かした感じになる。

似たような話で、風呂に入る、植物に水をやる、洗濯物を一枚だけ畳む、みたいなのも全部そうです。

それだけで気分がちょっと変わります。

布団を干す。
そこまでの体力がなかったら少しだけホテルライクにビシッとシーツを敷いてみる。

先ほどの話に繋がるのですが、気分が乗ったら、マグカップを代えようかななんて、ネットショッピングに繰り出してもいい。
マグカップを代えるだけでも気分か大きく変わったりする。
やっぱりお気に入りのもので身の回りを満たすのは気持ちが良い。

部屋の中を少しだけ模様替えしてもいい。
本の場所を少しだけ変えてみる。
懐かしい本やまだ読んでない本なんかが出てくる。

それって、ちょっとした邂逅。

部屋じゃなくてパソコンやスマホを掃除してもいい。
壁紙を変えても気分が変わる。
ファイルを整理しても気分が変わる。

もっと違ったことをしてみる。

ベッドの上でトランポリンのように跳ねてみる。
三脚を使っていつもとは違う高い視点で部屋をみてみる。
逆に低い視点で見てみる。
いつもと反対の方向に頭を向けて寝てみる。

ちょっと単独行動から脱線してきてしまった。

植物についても書いたけど、これもかなり面白い。

植物とひとことで言っても、観葉植物や多肉、塊根植物、野菜、食虫植物などさまざまな種類がある。
さらに言えば、植物とは別の分類になる菌類、たとえばキノコを育てるという楽しみもある。

これについてはまた別の記事にしたいと思う。

部屋の中で遊ぶ

部屋の中の単独行動には、もう少し遊びに寄ったものもあります。

絵を描く、ゲームをする、本を読む、音楽を聴く、映画、アニメを見る。
こういうやつです。

この中で音楽や映画、アニメなどは少し特別な位置にいます。
他と違って、「調子が悪い日」でも成立します。
(本当に悪すぎると何もできないのですが…)

イラストは描こうとすれば手を動かす必要があるし、ゲームは判断を要求してきます。

でも音楽などは、流すだけでいい。
聴くだけでいい。

そうです。受動的な態度でいられるのです。

それだけなら当たり前の話なんですが、音楽や映画の面白いところは、ここから何段階も深く潜れるところです。

例えば音楽

最初の層は「聴く」です。

気分に合う曲を探す、同じ曲を繰り返す、知らないジャンルに手を出す。

これだけでも、気分が変わります。
部屋の空気も変わります。

次の層は「掘る」です。

ある曲を気に入ったら、そのアーティストの他の曲を聴く。
影響を受けた人を調べる。
関連アーティストを調べる。
同じレーベルの曲を調べる。
作詞、作曲を調べる。
同じジャンルを調べる。
サブジャンルなど関連ジャンルを調べる。
ジャンルを辿る。
その時代の他の音楽を辿る。
SoundCloudやBandcampなんかも漁ってみる。
インタビュー記事を探して読んでみる。

誰とも話さずに、世界の文脈みたいなものにアクセスできる。

音楽を聴くのにも、YouTubeから各種サブスク(Spotify)からCD、レコード、カセットテープなど、メディアも沢山ある。

部屋にカセットテープが置いてあったら可愛い。
ハイファイじゃない人間くさいざらついた体温を感じる音もする。
レコードも大きくてインテリア性も高いし満たされる。
レコードを聴くとき毎回針を置かないといけないのもまるで所作、いや、儀式のようで楽しい。

所有欲も満たされる。

そして、もう一段下に、「触る」という層がある。

ギターを練習する、鍵盤を押す、民族楽器をボコボコピロピロする、ドラムマシーンでビートを並べる、音楽制作アプリでループを一つ作る。

この層の何がいいかというと、正解がないこと。
うまく弾く必要も、曲を完成させる必要も、誰かに聴かせる必要もない。

コードを一つ鳴らして、その響きを30分くらい味わって終わり、みたいなのもいい。
コードなんで難しすぎる。適当にピロピロやるだけで楽しい。

例えばエフェクター(たとえばやまびこ効果とか)を差して、なんとなく引くだけでも気持ちいい。

さらに音楽は、外に出られない日の単独行動であると同時に、外に出るための理由や口実にもなる。

機材を持って公園で録音する。

フィールドレコーディングと呼ぶほど立派じゃなくていい、ただスマホで街の音を録るだけでもいい。
音を収集するのって面白い。
世界には唯一無二の音があふれてる。


人がいなくて禁止されていない場所だったら音を鳴らしたっていい。
スマホに小型のスピーカーやイヤホンに繋いで音楽を作って遊んでもいい。
もちろん外に持ち運べる機材なんて沢山あるのだからそういうの使ってもいい。

あるいは、イヤホンをして散歩する、ライブハウスの場所を調べに行く、楽器屋によだれを垂らしに行く。

音楽を軸にすると、外出の口実が勝手に増えていく。

映画なんかも同じように遊べる。

書いていたら思ったよりも長くなってしまいました。
まったくまだ書けていない。
何記事にわかれるかわからないけれどもとりあえず記事を分けることにします。

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